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シリア難民トルコに流入!欧州との折り合いはつかず・・・

戦争・内戦からトルコへ流入するシリア難民の行方

 トルコ南部のインジルリク空軍基地から有人機による空爆を行い
シリア国内の過激派組織【イラク・シリア・イスラム国(ISIS)】拠点を攻撃しましたが
 
現在シリアからトルコそして欧州への難民が急増しています。
 
ただただ戦いのない世界を求めシリアから密航業者のボートで逃げる難民の数は
4088099人(2015.09.09時点.国連UNHCR調べ)といわれており
 特にレバノンでは国民の5人に1人が難民と社会や経済にも深刻な影響があります。
ギリシャにも今年で23万人の難民が流入し
トルコでは今までで200万人近いシリア難民が流入しています。
 
トルコでの受け入れはもう難しく限界を超えているということは
欧州も理解しているはずですが・・・
 
エルドアン大統領も難民の救援に消極的な欧州および先進国の態度を批判しています。
 

難しい移民・難民問題。先進国の対応とは?

 
エルドアン大統領は
『地中海を難民の墓場に変えた欧州諸国はすべて、難民を死に追いやった罪を背負っている』『地中海で溺れているのは難民だけではない。われわれの人間性もだ』と述べている。
 
難民の男児の溺死写真が報道されたとき、世界はどよめきました。
 
結果現在、イタリア、イギリス、ハンガリーに到着した難民16万人の受け入れを加盟国で分担する計画の策定を行っています。
 
現状難民受け入れに積極的なのはドイツ
目標は80万人の受け入れとのことですので相当な量です。
ドイツの1年の出生数を上回る量ということになります。
 
さてここからは経済の話・・・
 
ではなぜドイツは難民受け入れに積極的なのか?
 
EUの経済戦略でもっとも恩恵を受けているのはドイツです。
本来ドイツが持っている強さを無視したレベルの安いユーロを使い
経済的に競争力を保ったまま自国経済を発展させてきました。
 
EUでもっとも好況なのがギリシャ問題でもわかっているとおりドイツなのです。しかし出生率も低く労働力は足りていません。
そこで難民の受け入れをし労働力確保しようという戦略なのでは?という思惑が働いているような気がしてなりません。
 
各国の思惑の中に難民問題があり
自国民とその権益を守ることも国家の義務ということを考えると
それぞれの国での事情を加味して言いたいことを言っているだけのような気がしますね。
 
人を救うというと聞こえはいいですが
それだけでは自分たちの生活は守れません。
 
ですので妥協点を探りながらになってしまうのは致し方ない部分はあります。
 
ただそうしている間にも難民は飢えに苦しんでしまっているのかもしれません。
 
あなたは自分たちの生活を犠牲にしてでも隣国の人を救うという選択肢をとるべきだと思いますか?
 
 
 

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