トルコという国~GDP他、経済基礎情報~
トルコという国~地理基礎情報
トルコという国、皆さんご存知でしょうか?
ここ数年で次に来る新興国探しの中で注目を集めた国で
首都はアンカラなのですが・・・
最大の都市はイスタンブールです。
このあたりはアメリカのワシントンとニューヨークの関係を彷彿とさせます。
地理的には非常に絶妙な位置で
ヨーロッパ、アジア、その丁度中央に位置します。
東はグルジア、アルメニア、アゼルバイジャン、イラン、イラク、シリアと接しています。
国を聞くだけで治安が気になる場所です・・・笑
トルコ政府としてはヨーロッパの一国としての位置づけで
EUへも加盟申請中です。
このあたりは経済的にも非常に重要な部分ですね。
ただこれは東アジアのアルタイ系の言語ですので
言葉としてはアジア寄りということになります。
日本としての見解も中東アジアの国ということになっています。
トルコという国~経済基礎情報
トルコの人口は7562万人(各データは2013年)
世界18位です。
名目GDPは8200億ドル
こちらも世界18位です。
ちなみに世界18位とはどのあたりかというと
14位韓国
15位メキシコ
16位インドネシア
17位オランダ
18位トルコ
19位サウジアラビア
20位スイス
うーむ絶妙に微妙な立ち位置ですね。
もう一歩抜きん出てくればというところ・・・先進国のラインには届いていないという位置でしょうか。
各種産業について言えば
工業(繊維・衣服)・農業・鉱業(石炭、原油、天然ガス、マグネシウム)が主で
特に石油は100億バレル、ガスは1兆5000億立方キロメートルと莫大な量で2023年から40年間国内消費をまかなうことができる見通しです。
トルコという国~経済成長とデノミネーション、そして高金利通貨へ
トルコは1990年代から経済は不振が続き政府は巨額債務を抱えておりインフレが過剰に進行してしまいました。
その結果としてIMFの改革プラグラムを経て
2005年1月1日100万トルコリラを1新トルコリラとする新通貨を発行しデノミネーションを行いました。
慢性的な高インフレはいまだに健在で
これがトルコをいまだ高金利通貨として維持させなくてはいけない元凶です。
そのトルコの政策金利は7.5%!
ここに投資妙味があるのでは?ということなのですね。
ではまた次回!